船井総研介護作文 2018年度 優秀賞を受賞した作品を紹介します。
介護保険導入から1年後の2001年、無資格・未経験でこの世界に飛び込んで、間もなく18年が経とうとしている。
特養の介護職として入社し、最初の2週間は風呂に入っても排泄の臭いが鼻から消えず「このまま続けられるか」心配であった。それでも一緒に働く仲間や先輩、リハや医療職から学び、支えられ今日までやってこられたと感じている。
サラリーマンを10数年経験し、上司や取引先からのストレスで胃潰瘍を3回も発症したこともあったが、高齢者介護では、利用者と本音で向き合う事で、共に悩み共に喜び胃潰瘍とは無縁となった。
大正・昭和を生き抜いてこられた大先輩方から、学ぶ姿勢を忘れずこれからも一緒に楽しい時間を過ごしていきたい。
そして、いつか自分も介護が必要になった時に、同じように悩み、喜んでくれる介護職を育てていきたい。
船井総研介護作文 2018年度 優秀賞
「結」ケアセンターたまがわ
管理者 宮地 敏広